現在、明星学園高等学校サッカー部では強化に向けて、2~3年に渡りサッカー推薦を少しずつ取っている。これから強化に向けて避けたいことは、試合に出られて当然と勘違いをしている選手、サッカーだけをやっていればいいという学力不足の選手、挫折の経験を知らないので厳しさに対して我慢ができない選手、コミュニケーション能力の低い社会性不足の選手、生徒指導との問題を抱えており、サッカーで何とか踏ん張っている選手などを作ってしまうことである。このような選手は、明星学園高等学校サッカー部には必要ない。また親離れが選手成長の鍵になることを理解し、意識改革をしてもらいたい。
選手には、具体的に以下の内容について理解を求める。
◎変わっていける選手
選手は、高校3年間で劇的に変化することがある。上記の事を理解し意識が変わり、なおかつ行動に移せる選手は、人間性が成長しサッカー技術も必ず成長する。しかし、技術も含め成長するため重要なことは、色々な経験をし多くの挫折を味わい、フィジカル的にもメンタル的にも極限を経験することであり、選手間で厳しさを要求しあえるかどうかだと感じる。私もそういう選手を見極めて試合に多く経験させたい。
サッカー部監督:細井卓磨